ぎっくり腰(急性腰痛症)とは?
- ぎっくり腰とは何か?
「ぎっくり腰」は、急激に発症した腰痛を指します。一般的には「急性腰痛症」とも呼ばれ、突然の痛みが腰部に走り、動けなくなる状態を指します。欧米では「魔女の一撃」とも言われています。
- ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰は、さまざまな原因によって引き起こされます。主な原因としては次の点が挙げられます:
- 重い物を持ち上げた拍子: 重い荷物を持ち上げる際に、腰に負担がかかり、急性の痛みが発生することがあります。
- くしゃみや軽いお辞儀、立ち上がる際などの動作: 些細な動作でもぎっくり腰が起こることがあります。
- 嫌なことを考えて行動したとき:筋肉の働きが悪くなり、ぎっくり腰が起きることがあります。
- ぎっくり腰の症状
ぎっくり腰の主な症状は次の通りです:
- 急に強い腰痛が現れる。
- 腰部の筋肉が硬直し、動きづらくなる。
- 立ち上がる、座る、歩くなどの日常動作が困難になる。
- ぎっくり腰のセルフケア
ぎっくり腰の急性期には以下のセルフケアが効果的です:
- 安静と休息: 痛みが強い場合は、腰に負担をかけないように安静にしましょう。
- 温める: 温湿布や温めたお風呂で筋肉の緊張を和らげましょう。
- 鎮痛剤の使用: 鎮痛剤(例:アセトアミノフェンやイブプロフェン)を使用して痛みを和らげることができます。
- 深呼吸: ゆっくりと深呼吸をすることで、筋肉の緊張をほぐし、痛みを軽減できます。
- 早めの受診
通常はぎっくり腰は数日から10日程度で自然に回復しますが、実は発症後48時間以上経過してしまうと、治りにくくなってしまうことがあります。
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